最近では、消費者向けのWebサービスはもちろんですが、法人向けのWebサービスでもスマートフォン向けのアプリがあるのが、当たり前になりつつあります。
ただ、iOS向けならSwift、AndroidOS向けならAdroid Java等でアプリをそれぞれ作成する必要があるため、時間も費用もかかってしまいます。
自社にはエンジニアがいないし、自分もエンジニアではないけれど、iPhoneやAndroid向けにアプリを作りたい!と思ったら何から始めましょうか?
ぜひ、今回ご紹介するノーコードで開発可能なサービスをチェックしてみましょう。
サービス概要
【商品名】Thunkable
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ノーコードでアプリ開発
・細かい挙動も自由にカスタマイズ可能
・分かりやすいチュートリアル
【企業名】Thunkable
【会社所在地】アメリカ
【URL】 https://thunkable.com/#/
【価格】無料~
サービスの詳細
Thunkableは、ドラッグアンドドロップでアプリ作成を可能にしてくれるWebツールです。
ただし、純粋にドラッグアンドドロップでできることには限界があるため、細かい挙動には論理式を組み合わせることが可能な「Block」作成画面が用意されており、複雑な挙動も実装できます。
アプリ開発を勉強したい方にも、ラーニングツールが充実しています。
ではさっそく使い勝手を見ていきましょう。
こちらがメインの作業画面です。
左カラムにあるパーツ群から、ドラッグアンドドロップで、メインセンターにあるスマホ画面の中に機能を追加していきます。
タブの「Blocks」を選択するとパズルのような形式で、アルゴリズムを作成できる画面が出てきます。
コントロールや、ロジックなどのパーツが並びます。
下部の「Image1」や「Button1」を押すと、個々の機能に関連したパーツを呼び出せます。
今回は、写真編集アプリをYoutubeチュートリアルに沿って作っていきます。
完成しました。
スマホアプリを使ってテストができます。
Android端末でしたら、Google Playからダウンロードしましょう。iPhoneやiPadをご利用でしたら、AppStoreにアプリがあります。
実際に検証してみました。
Thunkableは無料で使い始めることができますが、ネイティブアプリを公開する際には月額料金がかかります。
著者の勝手に評価
サイトの総評
Thunkableは、コーディング初心者向けのアプリ開発環境提供ツールです。
シンプルにドラッグアンドドロップでのアプリ開発を追求するのではなく、パズルを組み合わせる感覚で、思い通りのアルゴリズムを作成できる開発環境も同時に実装しているのが特徴的です。
Thunkableは、今流行りの「ノーコード」と「ローコード」の中間に位置するアプリ開発を提供しているサービスなのではないでしょうか。
今後、「ノーコード」と「ローコード」の中間に位置するようなサービスの充実にも期待したいところです。
アルゴリズムを作成する・考えるということにに慣れていない人向けに、分かりやすい動画チュートリアルも用意されています。アプリ開発のはじめの一歩を踏み出したい人には、最適ではないでしょうか。
Thunkableを利用することで、コーディングの基礎やアプリがどうやって動いているのかを同時に勉強することができます。
4b-mediaでは「Adalo」というノーコードのアプリ開発ツールも紹介しています。初心者が直感的に使えるのはこちらかなと感じました。ぜひ併せてチェックしてみてください。
勝手に星で採点
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
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使いやすさ | ★★★★☆ |
価格 | ★★★★☆ |
目新しさ | ★★★★★ |
業務効率貢献度 | ★★★☆☆ |
知っててドヤれる | ★★★☆☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。