気になるサイトをサクッと印刷＆PDF化【Print Friendly and PDF】

ネットサーフィン中に気になった記事、ブックマークしてるだけで満足ですか？

じっくり読みたい記事はPDF化して、いつでもどこでも読めるように保存しておくと便利です。
ただ、ページ全体の中で、必要な部分が一部でもあまり意識もせずに全体をPDF化していませんか。

今回ご紹介するPrint Friendly & PDFは、読みたいところだけを抜き出してPDF化でき、プリントする際にはインクや紙も削減できる優れものです。

サービス概要

【商品名】Print Friendly & PDF
【商品の特徴と尖ってるポイント】
　・気になるホームページをオフラインに保存
　・読みたいところだけ抜き出してPDFを作成
　・広告は自動削除
【企業名】The PrintFriendly Team
【会社所在地】アメリカ
【URL】 https://www.printfriendly.com/
【価格】無料

サービスの詳細

Print Friendly & PDFは、WebページをPDF化するツールです。

類似ソフトは他にもありますが、ページ内のテキスト部分のPDF化に特化している点がポイントです。
右カラムに配置されがちな他の記事へのリンクや、広告などが自動的に削除され、スッキリとした文面で当該ページを閲覧することができます。

ではさっそく使い勝手を見ていきましょう。
今回は以下の記事を、PDF化してみます。

ページのアドレスをコピーし、https://www.printfriendly.com/へアクセスします。

プレビューボタンの左隣に、コピーしたアドレスを貼り付けましょう。

するとプレビュー画面が出てきます。

直接印刷する際には「Print」ボタンを、PDF化する際には「PDF」ボタンを押します。

PDFが仕上がりました。

Print Friendly & PDFの目玉機能は、先程のプレビュー画面でPDF化（もしくはプリント）する際にいらない要素を削除できる点です。

プレビュー画面上でカーソルを合わせると、写真・テキスト・バナー広告部分などが黄色くハイライトされます。クリックすることで削除可能です。

SNSのタイムラインをPDF化してみようと試みたところ、エラーが出ました。相性の善し悪しはありそうです。

頻繁に使う際には、ブラウザの拡張機能に追加すると便利です。
大手ブラウザには基本的に対応しています。

APIデータとして公開されているので、ブログやLPにPDF化ツールとして組み込むことも可能です。
その際は、下記サブスクリプションが適用されます。

著者の勝手に評価

サイトの総評

開発チームのもともとの動機がプリントの際に出る無駄の削減でした。インクの削減はもとより、用紙の削減に繋がりお財布に優しい仕様です。
ひいては環境保護にもつながることから、メインページのイメージをエコに統一しています。

一般的な利用としては、印刷よりもPDF化に重点が置かれそうです。PDF化した後も文中のハイパーリンクは生きているので、使い勝手はWebページそのものとあまり変わることなく運用できます。

カラム部分や広告削除で読むことに集中したい時に、邪魔な要素を排除できる点も好感が持てます。機能を絞っているので、迷うことなく加工可能です。

どこでもネットに繋がる現代ですが、ギガ削減目的など、オンラインデータやテキストのオフライン化需要はまだまだ旺盛です。移動中に読みたい時や、将来のサイト運営元の削除に備え、自前でデータ化したいときなどに効果を発揮するといえます。

種々の予約確認のプリントの際にも、狙ったところだけ印刷ができて便利ですね。

勝手に星で採点

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。