10秒でサービスを説明
ZBrush Core miniは、粘土を成形するような感覚で使える3Dモデリングツールです。
プロも利用するZBrushの無料版で、機能が彫刻ブラシのみに制限されていてわかりやすいので、入門ツールとしておすすめになります。
サービスの特徴
- 初心者でもハイクオリティな作品を作れる
- 日本語対応
- 有料版はプロにも使われている
サービスを勝手に評価
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
使いやすさ | ★★★★★ |
価格 | ★★★★★ |
目新しさ | ★★★★☆ |
業務効率貢献度 | ★★★☆☆ |
知っててドヤれる | ★★★★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。
価格
無料
サービス提供会社
会社名 | Pixologic, Inc. |
会社所在地 | アメリカ合衆国 |
サービスURL | https://zbrushcore.com/mini/ |
サービスの詳細
「3Dデザインを作ったことがないけど、ハイクオリティな作品を作りたい」
「そのうち本格的な3Dモデリングツールも使ってみたい」
そんな方におすすめのサービスが「ZBrush Core mini」です。
ZBrush Core miniは、粘土を成形するような感覚で使える3Dモデリングツール。
プロも利用するZBrushの無料版で、機能が彫刻ブラシのみに制限されているため、入門ツールとしておすすめです。
また、すべて日本語で使うことができます。
それでは実際のサービス内容を見ていきましょう。
利用にはPIXOLOGIC IDの作成が必要です。
作成画面はこのようにスッキリとしていて見やすいです。
各アイコンにカーソルを持っていくとツールの説明を表示してくれるので、使い方を見なくても直感的に操作できます。
ブラシは12種類用意されており、素材や色も選ぶことができます。
VDMブラシという、鼻や目、耳などの形を数クリックで作れるブラシもあるので、初心者でも手軽にリアルなオブジェクトが作成可能です。
他にも左右対称で描くことのできるツールや、リアルタイムで完成形と比較できる機能など、便利な機能が搭載されています。
3Dプリンターでの印刷も可能です。
ただ推奨されているシステム仕様が、64ビットWindows7以降、Macの場合はOSX10.11以降です。
またCPUやRAMも指定されているため、ある程度のスペックがあるPCで作業する必要がある点にご注意ください。
もしZBrush Core miniで物足りないと感じた方は、有料版のZBrush CoreやZBrushもあるので、レベルアップした際も継続して同じツールで作業できます。
筆者の視点
有料版よりは機能が制限されていますが、逆に初心者にとってはややこしくなく使いやすいです。
UIもシンプルで操作しやすいので、入門ツールとして最適だと思いました。
また本格的に3Dモデリングに挑戦する際も、有料版の同じツールで作れるのは、一から使い方を覚え直す必要もなく便利です。
ただ、利用するまでの手順が少し多いです。
アカウントを作成し、送られてきたメールからダウンロードリンクに飛んでインストールしなければならないので、少々手間がかかります。
また学生など、PCにお金をかけられない方で必要スペックのPCを持っていない方にとっては、動作が重くなるため利用しづらいツールとなるかもしれません。
とはいえ、これだけリアルな3Dデザインが簡単に無料で作れるのは、初心者にとってはありがたいツールです。
3Dデザイン作成ツールに興味のある方は、ぜひ一度ZBrush Core miniを利用してみてはいかがでしょうか。