ノーコードで簡単に使えるタスク自動化サービス【zapier】

日々の業務の中で、メールの内容を社内向けに転記したり、メールの内容を見逃さないように確認したり、単純作業に追われている人も多いのではないでしょうか。

そのような作業にかけている時間について、意識したことはありますか?単純な作業であれば、自動化して効率的に業務を進められるようになりたいですよね。

そこで今回は、無料で使えて、様々なWebサービスを連携することで効率化が叶うサービスをご紹介します。

サービス概要


【商品名】 Zapier
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ 無料で使えること
 ・ 連携できるサービスが豊富にあること
 ・ プログラミングができなくても、選択しを選ぶだけで利用できること
【企業名】 Zapier Inc.
【会社所在地】 アメリカ
【URL】 https://zapier.com/
【価格】 $19.99〜/月(無料プランあり)

サービスの詳細

Zapierとは、複数のサービスを組み合わせて、特定のトリガーに対して特定のアクションを発生させるためのアプリを作成できるサービスです。

例えば「特定の宛先からメールが来た時に、内容をスプレッドシートに転記する」や「特定のメールを受け取ったら、Slackに通知を行う」などを自動化することが可能です。

筆者が実際に「XX様からメールが来たらSlackに通知する」という設定してみた内容を例に、具体的な使い方を説明していきます。

まずはアカウント登録を行います。下記の右側にあるように、GoogleアカウントやFacebookアカウントでの会員登録にも対応しています。

アカウント作成が終わると、このような画面が表示されます。この画面の左側にある「MAKE A ZAP」というボタンをクリックします。

まずはじめに、トリガーとなるアクションのアプリを選択します。筆者はここでGmailを選択しました。

そして、下記の画面でトリガーとなるものを選択し、トリガーとしたいメールの送り手のアドレスを登録します。

次に、トリガーが発生した時に起こすアクションを設定していきます。筆者はここで「Slack」を選択しました。

次に、通知するSlackのアカウントやチャンネル、通知時のテキストなどを定めます。

最後に、設定したものが正しく作動するかテストを行い、完了します。

実際にメールが届くと、下記のような通知がSlackに届きました。

なお、Zapierは基本的には無料で利用可能です。

著者の勝手に評価

【当サイトの総評】
自分自身の業務を振り返ってみても、何気なく日々行なっている作業のいくつかは「これは自動化できたら楽になりそうだな」と感じるものがありました。私だけではなく、そのような感覚を抱く方は多いのではないかと思います。
そのため、本サービスを利用することで効率化したり、抜け漏れを無くしたりできるのはとても効果があるのではないかなと感じました。連携できるサービスも豊富なので、社内システムとの連携以外であれば、考えつくものはほとんど対応できるのではないでしょうか。
また、無料で利用可能であることもありがたいポイントです。
一方で、執筆時点(2020年8月15日)では日本語版は用意されていなかったので、英語が苦手な方にとっては利用ハードルが高いかもしれません。

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★
価格 ★★★★
目新しさ ★★
業務効率貢献度 ★★★
知っててドヤれる ★★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。