G Suiteと連動して勤怠管理や稟議・経費精算などを利用できるサービス【rakumo】

企業でGoogleアカウントやG Suiteを使ってメールやカレンダーを利用されている方は多いかと思います。

ですが、GoogleやG suiteだけでは稟議・勤怠管理・経費申請などはまかなえず、別のツールを導入していたり、紙面で行なっている企業もいらっしゃるのではないでしょうか。

使用ツールが複数にまたぐと、費用がかさむ、新入社員にレクチャーするのが煩わしいなどの悩みも出てきますよね。

そこで、今回はG Suiteアカウントと連動させられる拡張サービスをご紹介します。

サービス概要


【商品名】 rakumo
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ G SuiteやSalesforceと連携できるサービスであること
 ・ 幅広い機能・業務領域をカバーしていること
【企業名】 rakumo 株式会社
【会社所在地】 日本
【URL】 https://rakumo.com/
【価格】全ての機能をまとめて導入できるプラン:780円/月/ユーザー(無料トライアルあり。その他プランあり)

サービスの詳細

rakumoとは、G Suite のユーザー管理・認証・セキュリティ機能を共通利用し、もともとG Suiteが備えている機能を拡張し、G Suite では補えない業務領域をサポートしたクラウド型の拡張ツールです。(なお、Salesforceとの連携ができるものもあります。)

利用できる機能は下記の6つです。

rakumo for G Suiteを利用するにはG Suiteに対応させたGoogleアカウントが必要となります。

執筆時点(2020年8月)では無料トライアルが提供されていたので、筆者も実際にトライアルに申し込んで利用してみました。

トライアル申し込み後、rakumoにログインすると以下のような画面が表示されます。

まずはカレンダーです。こちらはGoogleカレンダーと連動しています。

「ワークフロー」のタブでは、稟議を作成したり、現在のステータスを確認したりできます。申請も承認もオンライン上で行うことができるため、社内の業務フローをデジタル化できます。

「キンタイ」のタブでは、出勤・退勤の打刻、打刻修正、休暇修正などを行えます。

さらに、経費申請の機能もあります。経費精算を作成する場合には、このように交通手段を検索して経費申請を行うことも可能です。

なお、実際に導入する場合は月額の利用料が発生します。料金プランは「機能ごとに課金」「まとめて課金」の2パターンがあるので、使い道にあったものを選ぶことをお勧めします。

著者の勝手に評価

【当サイトの総評】
筆者は以前勤めていた会社で実際にrakumoを利用していました。その時に感じた最大のメリットは「稟議申請や経費精算のたびに、利用しているサービスにログインしなくて良い(Googleアカウントにログインしていればすぐに使える)」ということです。また、直感的に操作できるUIだったので、初めて使う場合でもそれほど迷うことなく使うことができました。
また、総務・労務担当の立場としても、入社のたびに1つ1つのシステムに対してアカウントを発行するのではなく、普段使用しているG Suiteのアカウント発行のみで対応が終わるので効率化にも繋がるかと思います。
テレワークが働き方として広まってきている今、稟議や経費精算を紙面で行うことは「古い体質の企業」と思われる可能性さえあります。申請等の業務フローをオンライン化したいと考えている方は特に試してみてはいかがでしょうか。

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★
価格 ★★★
目新しさ ★★
業務効率貢献度 ★★★★
知っててドヤれる ★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。