簡単にヒートマップ分析やABテストを行えるツール【Si Test】

マーケティングに関わる方だけではなく、採用に関わる方など、現在webサイトを何らかの形で利用しており、分析・改善を行いたいと考えている方はたくさんいるのではないでしょうか。

しかし、社内にエンジニアがいない場合などは特に、改善のためのABテストを行なったり、詳細な解析をしたり、といったことが難しいですよね。

そこで今回は、簡単にヒートマップ分析やABテストを行えるツールをご紹介します。

サービス概要


【商品名】 Si Test
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ 簡単にヒートマップ分析やABテストを実施できること
 ・ セッションごとのマウスの動きを実際の画面で見られること
 ・ 日本語のUIなので英語が苦手でも利用しやすいこと
【企業名】 株式会社グラッドキューブ
【会社所在地】 日本
【URL】 https://sitest.jp/
【価格】月額8,500円〜(SiTest Lite プラン)

サービスの詳細

Si Testとは、ヒートマップ解析やABテストを通して、Webサイトのパフォーマンスを最大化することを目的とした、日本で作られているツールです。

具体的にできることとしては、
・ヒートマップ解析
・録画再生(各セッションごとに訪問者のサイト上での行動を閲覧できる)
・ABテスト
・EFO(フォームの最適化)
などがあります。

今回筆者は、Si Testの無料トライアルを使用したので、実際の流れを説明していきます。

まずはじめに、下記のフォームからトライアルに申し込みを行います。

すると、Si Testの担当者の方から、トライアル申し込みの経緯についてのヒアリングメールが届きました。
そのメールに返信すると、トライアルアカウントが解説され、パスワードが記載されたメールが送られてきました。

そのパスワードを利用し、下記のページからログインします。

その後、セットアップを行います。ドメイン名やプロジェクト名を入力し、サイトの状態について選択を行います。

si-test-welcome
si-test-project-name
si-test-responsive

すると、下記のようなトラッキングコードが発行されました。こちらをサイトのコーディングの指定の箇所に埋め込むことで、Si Testのセットアップは完了です。

si-test-tracking-code

では次に、実際の分析やABテストの画面について説明します。

下記がダッシュボードで、サイト全体のアクセスなどを見ることができます。

si-test-dashboard

ABテストを行いたい場合は、下記の「ABテストを新規作成」のボタンをクリックします。

si-test-ab

次に、ページを選択し、ゴール設定、勝利の判定の設定を行います。

si-test-ab-page
si-test-ab-goal
si-test-ab-win

ここまでできると次は実際の画面を見ながらテストパターンを作成し、ABテストを開始できます。

なお、Si Testの本導入の流れは下記のようになっています。

si-test-how-to-start

費用については、Webサイト上では公開されていませんでしたが、問い合わせたところ月額8,500円のライトプランがあるとのことでした。

著者の勝手に評価

サイトの総評

筆者自身、Webサイトのディレクターとして働いていたことがあり、Webサイトの解析やABテストは日常的に行なっていました。

しかし、その時はこのようなツールを導入しておらず、毎回デザイナーさんに文言修正やデザイン修正を依頼する必要があり、スムーズに試せない煩わしさを感じていました。

そういう点では、本サービスは手軽にWebサイトの改善に取り組めるのが良いなと思いました。また、日本で作られているサービスのため、UIやFAQが日本語表記であることは、このようなサービスの利用が初めての方であってもとっつきやすそうだなと感じました。

一方で、無料トライアルの申し込みに際し、担当の方とのやりとりが発生することに少し煩雑さを感じました。今後、無料トライアルの申し込みの時点で、すぐにサービスを試せるようになることを期待したいと思います。

勝手に星で採点

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★
価格 ★★★
目新しさ ★★
業務効率貢献度 ★★★
知っててドヤれる ★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。