作業マニュアルを画面録画で簡単に作成できるサービス【Scribe】

企業などの組織には、たくさんの作業マニュアルが存在していますよね。

紙の作業マニュアルから、オンライン上のマニュアルに移行しつつある企業が多いと思いますが、それでも作成に時間が取られてしまうかと思います。スクリーンショットを撮り貼り付け、そこに説明を加えるというやり方で作成されている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、画面上の操作を録画することで、簡単にマニュアルが作成できるサービスをご紹介します。

サービス概要


【商品名】 Scribe
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ 無料で利用できること
 ・ 画面録画を行うと、「クリック」や「文字入力」などが自動判別されてマニュアル化されること
【企業名】 Cursive Inc.
【会社所在地】 アメリカ
【URL】 https://cursive.io/scribe
【価格】無料

サービスの詳細

Scribeとは、アメリカで生まれた簡単に作業マニュアルを作成できるサービスです。

使用するには、ソフトのダウンロードが必要となります。(Mac、Windowsに対応 *2020年8月時点)

ソフトがダウンロードできたら、ソフトを立ち上げます。すると、このような画面が表示されます。

右上にある「Record」のボタンをクリックすると、画面の録画がスタートするので、マニュアル化したい作業を画面上で行なっていきます。

画面上での操作が終わったらレコーディングを停止します。すると、下記のような画面が表示されます。

画面を録画しただけで、「ここをクリック」「〜〜をタイプする」など、画面上で行なった操作が書き起こされた状態になります。

ここから、書き起こしで不具合がある点を修正していきます。

また、左側に並んでいる「Information」「Click」「Type」というボタンをドラッグ&ドロップすると、セクションの追加も可能です。

そうして完成したマニュアルは、タイトルをつけてURLやPDFで書き出すことができます。

実際に完成したのがこちらです。このURLを他の人に共有することで、マニュアルとしての機能を果たします。

https://cursive.io/shared/1a62410e3-422f-41a7-9b7d-8613aa05748b

著者の勝手に評価

【当サイトの総評】
筆者自身もこれまで何度かマニュアルを作成したことがあるのですが、「キャプチャをいくつも撮らないといけない」「タイピングが面倒」と感じたことがあります。ですが、実際の画面がマニュアル上にないと理解しづらいので仕方がないと思っていました。
このサービスを使用すれば、マニュアル作成が格段に早くスムーズにできるなと感じています。
画面上でマニュアル化したい操作を行うことで、自動でキャプチャが撮られ、クリックボタンをわかりやすくカーソル表示したり、説明まで書いてくれているのでかなり使い勝手が良かったです。
本サービスは英語版のみの提供なので、説明は日本語に変更する必要はあるかと思いますが、それでも大幅に作成作業の工数を削減できるのではないでしょうか。
リモートワークが広がっている今、横に並んで同じ画面を見ながら操作をレクチャーする、ということが物理的に難しくなったり、紙のマニュアルでは自宅からアクセスできない、という不都合が起きている方もいるかもしれません。
そのような場合、わかりやすいマニュアルをオンラインに上げておくことは急務と言えるでしょう。
手軽にわかりやすいマニュアルを作成し、オンラインで共有したいという方は、ぜひこちらのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★
価格 ★★★★
目新しさ ★★★
業務効率貢献度 ★★★
知っててドヤれる ★★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。