Webで簡単にARが作成できるサービス【LESSAR】

10秒でサービスを説明

LESSARは、特別なアプリを使用せず、WebブラウザでARが利用可能。
スマホをかざすだけで、3Dモデルが浮かび上がります。
オブジェクトの作成や閲覧も、手間を掛けずに利用できます。

サービスの特徴

  • アプリ・専用ソフトウェア不要
  • ブラウザで完結
  • Windows標準のペイント3Dをオブジェクト作成に利用可能

サービスを勝手に評価

評価項目評価 ★5点満点
使いやすさ★★★★★
価格★★☆☆☆
目新しさ★★★★★
業務効率貢献度★★★☆☆
知っててドヤれる★★★★☆

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。

価格

  • 無料プラン:オブジェクト1つまで
  • 有料プラン:月額料金と仕様は要相談

サービス提供会社

会社名スターティアラボ(株)
会社所在地日本
サービスURLhttps://less-ar.jp/

サービスの詳細

スマホの高機能化が進み、スマホをかざすことで目の前の空間にオブジェクトを表示させるAR技術も進化してきました。

うまく環境を構築できれば、現実社会と創作物が融合した新たな世界観を楽しむことができます。

LESSARは、ブラウザのみでARオブジェクトの設置と閲覧が可能なツールです。
少し敷居が高かったARを身近なものにするにはもってこいのツールです。

さっそく使い勝手を試してみましょう。

LESSARは空間認識や顔認識などに対応しています。

ただ、LESSARのなかで3Dオブジェクトを作成することはできません。無料テンプレートは用意されているので、こちらを利用してもいいでしょう。

今回は、Windows10標準のペイント3Dを使ってモデルを構築し、空間認識ARを試してみます。

LESSARで対応している3Dモデルのファイル形式は、OBJ、FBX、GLBとUSDZのセットの3タイプです。
ペイント3DはFBX形式に対応しているので、これで保存します。

LESSARの作業画面で3Dモデルファイルをアップロードすると、QRコードが発行されます。

QRコードをカメラで読み取るとブラウザが起動します。
その上でマーカー(LESSARのロゴ)にスマホをかざしてみましょう。自前の3Dモデルが出現します。

※iPhone利用。ブラウザ:Safari

スマホの向きを変えることで、様々な角度からモデルを見ることができます。追随性も、静止物を見るには申し分ありません。

LESSARは無料でお試しが可能です。
本格的に利用したい場合には、有料プランへの加入がおすすめですが、詳細に関しては問い合わせが必要です。

筆者の視点

ARやVRと言えば、専用のカメラやメガネなどが必要なイメージがありますが、どれもまだ一般に普及しているとは言えません。

一方でPokemon GOなど現実と仮想空間を融合させたアプリの普及で、スマホを利用したARの可能性も広がってきました。
今回ご紹介したLESSARは、スマホ利用のARに関して、もっと利便性を高めたツールです。
閲覧に必要なのはブラウザのみなので、新たにアプリをインストールする手間もありません。
利用端末を選ばず閲覧してもらえます。

3D モデルに関しても、シンプルなものであれば、Windows 10にインストールされているアプリケーションで作成可能です。

AR技術は、立体的な広告や、実機プロモーションなどの分野で今後幅広く利用が見込まれています。
導入も手軽ですので、周囲に先んじて試してみてはいかがでしょうか。