オリジナルの記事作成を、自動化できるツール【articoolo】

日頃、文章を書いている人には朗報です。

今回ご紹介するarticooloは、キーワードを何単語か入力することで、文章のコアの部分を自動作成し、執筆者にサジェスチョンを与えてくれるもの。なじみのない事柄を記事にする際など、書く内容に困ってしまう際には便利なツールです。

サービス概要

【商品名】articoolo
【商品の特徴と尖ってるポイント】
　・2~3単語入力するだけで、文章を自動作成できる
　・自然言語処理(NLP)を利用したエンジン
　・文章の書き替えや、参考テキストの自動検索にも対応（英語のみ）
【企業名】Articoolo Research
【会社所在地】 アメリカ
【URL】 https://articoolo.com/
【価格】19 USD～

サービスの詳細

ホームページにアクセスすると、Googleのような文字列入力欄が真ん中に出てきます。

ここにキーワードを入力し、オレンジの鉛筆ボタンを押します。今回は「iPad　使い方」で作成してみます。

この際、生成する文章の単語数を選べます。改めてオレンジのボタンをクリック。
すると、さっそく文章作成が始まります。

3分ほど待つと、

完成です。

ツールとして公開はされていますが、まだベータ版です。
とりわけ日本語はまだ公開されたばかりのようで、ご覧の通り、あまりこ慣れた文章とは言えません。

いくつかのフレーズを試してみましたが、単語数が多いと逆に作成ができないようです。3単語ほどがちょうどいいようですね。

日本語は今のところ文章自動作成のみですが、英語であれば他のサービスも提供しています。2つほどご紹介しましょう。

こちらは既存文章の書き換えツール。
（articooloは原則として有料です。初回限定の無料サービスはありますが、通常は以下のように生成結果の一部だけ表示し、残りを見たい場合には決済画面に誘導されます。）

こちらは、単語を入力すると「ネット上にこんな記事がある」と紹介してくれるツール。
無料で利用可能です。

極力シンプルに作られたUIなので、操作していくうえで迷うことはあまりないように感じます。

著者の勝手に評価

サイトの総評

アメリカ発の文章自動作成サービスですが、ベータ版ということでまだまだ開発途上といった様相です。
特に日本語は前述のとおり、まだまだ改善の余地があります。

それでも、書きたい文章の方向性を見出すことはできます。
あまりなじみのないテーマで執筆する必要に迫られた場合は、やみくもにネット検索に頼り、関連コンテンツをひたすら閲覧するのではなく、まずこういったサービスでアタリをつけてから書いていくのも1つの手かもしれません。

自然言語処理(NLP)を利用し、人工知能(AI)も活用したツールですので、学習が進めば進むほど、生成結果は洗練されてきます。日本語への対応も同様ですので、このツールが進化していけば、来年にはもっと読みやすい文章を生成してくれることでしょう。
現状では、作成をすべて任せるのは難しいです。

ただ、文章作成に関して複数のアプローチをとっている点は高評価です。将来的に、日本語でも「文章書き換え」「題名作成」「文章要約」は対応することでしょう。その時点で、品質のいいものが提供できれば、高機能文章生成ツールとして人気になると感じました。

新しいガジェットや技術に興味がある方は、1度試してみてはいかがでしょうか？

勝手に星で採点

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。