VR元年ともいわれた2019年。比較的手の届きやすい値段で
各メーカーからVRデバイスが販売されたものの、まだまだコンテンツは少なく一般に楽しめるものが少なかった年でした。
2020年になり、VR関連のサービスやアプリが急速に増え始め
ゲームはもちろん会議やイベントでさえも、VR上で行うことができるようになってきました。
今回はその中でも、コミュニケーションに特化したサービスをピックアップしてみました。
サービス概要
【商品名】 comony
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ クリエイターが作成したワールドが多数用意されている
・ VRデバイスがあればさらに没入感の高いバーチャル空間を楽しめる
・ 空間共有サービスなので不動産などの内覧にも最適
【企業名】 LASTMILE WORKS Co., Ltd.
【会社所在地】 日本
【URL】 https://comony.net
【価格】 無料(会員登録必須)
サービスの詳細
世の中のクリエイターが作成した仮想空間を提供しているサービスで、
ゲームエンジンのUnityで作成されたバーチャル空間を
自身のPCやVRデバイスで鑑賞したり 散策することができます。
今回は試しに一軒家のモデルハウスを見てみましょう。
ちなみに提供されているVR空間を楽しむためには専用のPCアプリが必要です
(現在スマホ版は提供されていません)
アプリをダウンロードしたら、次に提供されている空間のデータを落とします。
この時、若干容量が大きいので通信状況やストレージには注意してください
手元にcomonyに対応するVRデバイスがなかったので PCからでの入室になりますが、
まず見た感じは限りなくリアルに近い描画になっているなと言ったところ。
操作方法についてはPCゲームを操作するようなキーボードで空間を前後に移動したりマウスのドラッグで動くことができます。
著者の勝手に評価
【当サイトの総評】
バーチャル空間の共有サービスはcomony以外にも存在するのですが、
どちらかというとエンターテインメント寄りなものが多く
comonyでは日常やビジネスにフォーカスしているなという感じがします。
comonyでは他のユーザと同じ空間を共有して一緒に散策したりできるので
バーチャル旅行や不動産のリモート内覧などビジネスシーンで一役買いそうなサービスです。
ただし、対応しているVRデバイスの制限があり、
Oculus QuestやRiftなどのOculusLinkに対応している製品でしか
執筆時点(2020/6/8)では、comonyを利用できないので、
VRで体感したい場合は手持ちのデバイスとPC環境を確認する必要があります。
※OculusLinkについては以下のリンクを参照してください
Oculus Link
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
---|---|
使いやすさ | ★★★ |
価格 | ★★★★★ |
目新しさ | ★★ |
業務効率貢献度 | ★★ |
知っててドヤれる | ★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。