新型コロナウイルスの影響で、イベントやコンサートなどの開催が難しくなったこともあり、アーティストやイベント主催関係者は、動画配信やウェビナーなど利用してファンやお客様向けにコンテンツを配信することが増えてきたかと思います。
音声コンテンツ配信プラットフォームという存在を知らないという人も多いかと思いますので、今回は、音声コンテンツ配信サービスをご紹介します。
SoundCloudはコミュニケーションに主眼が置かれているプラットフォームで、音源の公開後様々な活用が可能です。
音楽シーンで有名なプラットフォームですが、音楽以外のコンテンツにも、シームレスに使いやすいツールです。
サービス概要
【商品名】SoundCloud
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・本来はミュージシャン向け音源プラットフォーム
・「いい音楽」提供のためのツールが充実&アップロードが手軽
・ポッドキャスト・ラジオ用途にも使いやすい
【企業名】SoundCloud Global Limited & Co. KG
【会社所在地】ドイツ・イギリス
【URL】 https://soundcloud.com/
【価格】無料~
サービスの詳細
SoundCloudは、ミュージシャン向け音源公開サイトとして開発が進められた、音楽ファンにとっては老舗のプラットフォームです。
再生ボタンに下に表示される波形模様が特徴です。
プロ仕様ですが、初心者にとってもとっつきにくいことはなく、アップロードも手軽にできます。
ではさっそく見ていきましょう。
こちらがメインとなる、音源検索画面です。YouTubeで動画を探すように、音源を検索することができます。
動画には対応していません。
SoundCloudはログインせずとも利用できますが、ログイン後の画面は以下です。おすすめなどが表示されます。
さっそく音源を公開してみましょう。音源ファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけでアップロードが始まります。
アップロードが終わったら詳細を記入します。日本語にも対応しています。
SoundClowdでは、ドルビーと提携して自動マスタリング機能を提供しています。(有料)
サビや盛り上がりの部分を指定して、
解析をかけます。
マスタリング後の曲調やスタイルを選択して、確定します。
もっと自分好みの音に仕上げたり、Remixをかけたい場合には、DJツールを使うこともできます。
SoundClowdは無料で使うことができますが、サブスクリプションプランも提供されています。
加入すると、上記マスタリング機能を利用することもできますし、自分の作品に販売代金を設定することもできます。
また、ファンとのコミュニティを作ることもでき、各種ミュージシャン向けツールのディスカウントなどを受けることができます。
上記「DJツール」向けのサブスクリプションもあります。
著者の勝手に評価
サイトの総評
SoundCloudは2007年設立で、ミュージックプラットフォームのなかでは比較的歴史のあるツールです。
ミュージシャンの楽曲発表に使われることも多かったのですが、動画を使えるYouTubeにやや押されがちなところもありました。今ではハイアマチュアやDJに力点をおいている印象があります。メドレー編曲やRemix楽曲のアップロードが多いようです。
とはいえ、素人でも利用しやすく仕上げられているので、音楽だけではなく、ポッドキャストやラジオ配信などにも使いやすいプラットフォームと言えます。ブログやホームページなどに簡易プレーヤーを貼り付けることも容易です。
「いいね」や「フォロー」、「コメント」といったSNSのような機能も有しているので、ユーザー同士のコミュニケーションを楽しむこともできます。
リスニング環境向けマーケティングで利用してもおもしろいのではないでしょうか。
勝手に星で採点
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
---|---|
使いやすさ | ★★★★☆ |
価格 | ★★★★☆ |
目新しさ | ★★☆☆☆ |
業務効率貢献度 | ★★★★☆ |
知っててドヤれる | ★★☆☆☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。