新型コロナウイルスの影響で、テレワークが一気に浸透し、今でも自宅から仕事をしている人もいますよね。
そういった方の中には、業務自体は問題なく進むものの、今までなら雑談の中で自然と行なっていた悩みの相談がしにくくなったなぁと感じている方もいるのではないでしょうか?
また、オフィス勤務に戻っていても、なかなか自分の悩みを打ち明けられないと感じている方や、「もっとチームメンバーの悩みを引き出し、みんなで解決していきたい」と感じているリーダーの方もいらっしゃるかと思います。
今回は、「仕事をする中での悩み」をチーム内で共有し、相互にサポートしあえるサービスemol workをご紹介します。
サービス概要
【商品名】 emol work
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ チーム内で、悩み共有を匿名で行えること
・ 誰かが見出した解決策(ナレッジ)をストックできること
【企業名】 emol株式会社
【会社所在地】 日本
【URL】 https://emol.work/
【価格】無料〜(有料版は、月額300円/ユーザー)
サービスの詳細
emol workは、チーム内で悩みを匿名で共有し、相互にサポートすることで悩みに対処し、より良いチームづくりを行なっていくためのサービスです。
emol workでできることは大きく3つです。
1つ目は、仕事をする中で感じたお悩みをチーム内で共有することです。このように、ホワイトボードにみんなで付箋を貼っていくような感覚で、日々出てくる悩みを匿名で投稿することができます。
2つ目は、投稿されたお悩みに対して、相互にサポートしあえることです。下記のように、1つ1つの悩みに対し、アドバイスや意見をコメントすることができます。
3つ目は、AIが自分の中でもまだ明確になっていない悩みを明確にしてくれることです。このように、AIとのチャットの中で、徐々に具体化していきます。
なお、本サービスは無料で利用が可能です。しかし、悩みの投稿数やチャット機能に制限があるため、本格的にチームで利用したい方は、月額300円/ユーザーのスタンダードプランに入会するのが良いでしょう。
著者の勝手に評価
【当サイトの総評】
実際に本サービスを利用してみて、悩みの共有・サポートという点では、より良いチームづくりに貢献してくれるかもな、と感じました。
しかし、特に導入のはじめのうちは、ただ「悩みを投稿してね!」「他の人の悩みにコメントしようね」とお願いしても浸透しなさそうなのが率直な感想です。
そのため、積極的に活用したいのであれば、チームで週1や2週に1回程度時間をとって、悩みを見てアドバイスしていくということが必要だと感じました。
また、AIによる悩みの具体化についてですが、「感情に度合いを割り振る」など、質問された側が答えるのが難しいような質問が来て、筆者の場合は途中で回答をやめてしまいそうな印象を抱きました。
こちらについては、サンプルが増えることで質が上がっていくと思うので、今後に期待したいと思います。
本サービスを仕事に活用するのであれば、一定の活用方法を考える必要はありますが、雑談が少なくなってきていると感じる方や、もっと日頃感じていることを知りたいと思っている方は、無料版でまずは試してみてはいかがでしょうか。
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
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使いやすさ | ★★★ |
価格 | ★★★★ |
目新しさ | ★★ |
業務効率貢献度 | ★★ |
知っててドヤれる | ★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。