オランイン会議でカメラをNGにできないときの強い味方【xpression camera】

在宅勤務を導入する企業が多くなってきていますが、部屋着の状態や、寝癖がついた状態、またはお化粧をせずに仕事をするビジネスパーソンも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

こんな油断をしている状態で、突然、カメラをオンにしてオンライン会議をしたいと言われて場合、皆さんはどうされますか?

今回は、そんな状況でも、いつもの外行きの格好や表情をカメラに表示ができる強い味方を紹介します。

サービス概要


【商品名】 xpression camera
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ ZoomやTeams等のさまざまなオンライン会議システムに対応
 ・ 自分の好みの画像や映像を活用できる
 ・ 自分の実際の口の動きや表情と連動して、指定した画像等の表情が動く
【企業名】 株式会社EmbodyMe
【会社所在地】 日本
【URL】 https://xpressioncamera.com/
【価格】 無料

サービスの詳細

オンライン会議で、自宅の様子や、自分の現在の姿をウェブカメラに映したくないなと感じているビジネスパーソン向けのサービスです。
xpression cameraの特徴は、ウェブカメラに映る自分自身の顔の動きや、表情、口や目の動きをトレースし、映像に反映できる点です。

では、早速サービスの内容を確認してみましょう。

執筆時点(2020年12月)では、macOS 10.14以上のみに対応しており、Windows向けのアプリケーションは、リリース待ちの状態です。

まず、アプリケーションを起動します。
管理画面で、ウェブカメラに表示させる画像や動画をアップロードします。
画像等がない場合は、xpression camera側が用意しているデフォルトの画像を活用することも可能です。
今回は、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザを試しに活用してみます。

次に、ZoomやTEAMS等のオンライン会議システムのカメラの設定で、デフォルトのパソコン内臓カメラや外付けのウェブカメラから、xpression cameraに切り替えます。
(各オンライン会議システムのカメラの切り替え方法に関しては、オンライン会議システム会社へご確認ください。)

今回は、筆者がメインで利用しているZoomの画面での切り替えのイメージです。

カメラを切り替えると、自動的にxpression cameraアプリケーションで設定した画像がZoomの画面に反映されます。

実際に、モナ・リザを利用して、筆者が口や表情を動かすと、下記の動画のように画像が動きます。
筆者のそのときの表情や動作を同時に映せないので、伝わりづらいかもしれませんが、ご容赦ください。

著者の勝手に評価

サイトの総評

今回のxpression cameraは、非常にユニークで面白いサービスです。
筆者は、普段からリモートワークで業務を行うことが多く、スウェット等の部屋着で仕事をすることも多々あります。
そんなときに、急に打ち合わせを行うことが決まると身支度をしなくてはならず、焦った経験が何度かあります。
おそらく読者の中にも同じ経験をした方がいらっしゃるかとは思います。

そんなときに、自身の外行きの格好をした画像を用意しておくと、例えば、カメラの前の筆者はスウェットでも、カメラの先の相手には外行きの格好をした筆者が映るという状態を作ることが可能になります。

xpression cameraのアプリケーションは、顔認識技術で、ユーザーの表情や動きをトレースし、それを画像に反映する仕組みで動いているようです。
そのため、身振り手振りといった顔以外の動きは、画面には反映されないので注意が必要です。
また、表情を解析してから、画像へ反映するので、画像の動きと声が多少ズレるために違和感を感じることもあります。

操作性は、非常にシンプルで使いやすく、また静止画でも表情が動くので、有名な人物の肖像画や芸能人の画像を利用して(肖像権等の問題がありますので、利用する際は自己責任でお願いします。)オンライン会議を実施すると、非常に楽しい余興になります。

執筆時点(2020年12月)では、サービスは、無料ですので、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

勝手に星で採点

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★☆
価格 ★★★★☆
目新しさ ★★★★★
業務効率貢献度 ★★☆☆☆
知っててドヤれる ★★★★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。