Twitterの音声SNSをレビュー【Twitter Spaces】

10秒でサービスを説明

TwitterがClubhouseに対抗して始めた音声SNSです。Androidにも対応しており、音声SNSの裾野が広がるか注目されます。
まだベータ版扱いですが、誰でも利用でき、一定数フォロワーがいれば配信も可能です。

サービスの特徴

  • Twitterが始めた音声SNS
  • Androidにも対応
  • 良好な音質

サービスを勝手に評価

評価項目評価 ★5点満点
使いやすさ★★★★☆
価格★★★★★
目新しさ★★★★☆
業務効率貢献度★★★☆☆
知っててドヤれる★★★★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。

価格

無料

サービス提供会社

会社名Twitter, Inc.
会社所在地アメリカ
サービスURLhttps://twitter.com/
Spacesの詳細は
https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2021/spaces-is-here.html

サービスの詳細

1月に日本でもClubhouse・音声SNSが盛り上がりました。
ただ、招待制iPhoneのみ対応と、話題性はあったもののSNSインフラになりきるにはまだ発展途上だった点も否めませんでした。

Clubhouseに注目が集まる一方で、大手SNS数社も音声SNSの領域に進出するとアナウンスされていました。

なかでもTwitterは、2020年末からベータテスト希望者を募るなど、意欲的に動いていたSNSです。

今回は、そんな音声SNS、Twitter Spacesをご紹介します。

さっそく使い勝手を見てみましょう。

Spacesはアプリ起動後のホーム画面上部「フリート」のエリアに表示されます。白や紫で背景が点滅しているので、そこをタップしましょう。

するとSpacesのテーマ、参加者の概要が表示されます。
「参加」してみましょう。

Twitter Spacesでは、リスナーがリアクションを送ることができます。
また会話の字幕起こしにも対応している点も面白いですね。

自分でSpacesを立ち上げて、ホストとして音声配信を始めたい場合は、アプリホーム画面右下のツイートボタンを長押ししてみましょう。
点の集合体のボタンをタップすると開始できます。
その際、テーマ名やルール、共同発信者の設定などができます。
(2021年5月16日現在、600名以上のフォロワーがいるアカウントのみホストになれます。)

筆者の視点

2021年初頭から日本でも盛り上がってきた音声SNSですが、Twitterも参入してきました。

先行するClubhouseをよく研究してUIを作っているな、と感じる点がいくつかあります。

まずは音質です。
Clubhouseでは話者と聞き手で音声プロトコルが異なることが話題になりました。
これはTwitter Spacesでも踏襲されていて、話者同士では会話に違和感がないようにマイク感度を上げた形で設定され、リスナーに対しては聴きやすいように音質を重視して設定しているようです。

続いて、リアクションです。
Clubhouseは音声に特化しているため、テキストメッセージのやり取りなどは外部アプリに依存していました。
Twitter Spacesは、Twitterアプリ内の1機能なので、Spacesを利用しながら、ツイートもダイレクトメッセージも書けますし絵文字を使ったリアクションにも対応しています。
リスナーの反応を、より容易に掴みながら、音声配信や会話を楽しむことができます。

ホストになるには条件があり、場合によってはすぐに始められないのが難点です。
しかし聞くだけなら問題有りません。面白いトークも連日展開されています。

Twitterアプリを最新版にアップデートして、ぜひ試してみてください。