人目を気にせず昼寝ができる仮眠専用カフェ【ネスカフェ睡眠カフェ】

OECDの調査によると、日本人は世界と比べて睡眠時間が少ないという調査が出ています。（韓国に次いで下から二番目に睡眠時間が短い）

著者は、医療分野の専門家ではないので、科学的な見解やそれに伴う健康上のことを述べるつもりはありませんが、自身の体験や周囲の声からも、昼食を食べた後は、眠気に襲われて仕事に集中できないというビジネスパーソンが、多数いるのではないでしょうか。

仮眠をとる際に、みなさんは、どこで仮眠をとりますか。
日本では、「昼寝=サボり」という雰囲気があり、なかなか職場で昼寝がしづらく、隠れて昼寝をしているというビジネスパーソンも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、仮眠をとることをコンセプトにしたカフェを紹介します。

サービス概要

【商品名】ネスカフェ睡眠カフェ
【商品の特徴と尖ってるポイント】
　・周りの目を気にせず仮眠が取れる
　・寝過ぎないようにコーヒーを摂取することで、目覚めがスッキリ
　・月額定額サービスを利用するとかなりお得
【企業名】ネスレ日本株式会社
【会社所在地】日本
【URL】 https://suimin-cafe.jp/
【価格】 750円〜

サービスの詳細

注意：執筆時点（2020/6/17）では、新型コロナウイルスの感染対策として、予約可能な人数や、利用可能なサービス、時間等に制限を行って営業されています。
詳しくは、店舗のWebサイトでご確認ください。

店舗を利用する為には、Webサイトから事前予約が必要になります。

入口正面に受付があります。
こちらで会計を先に行います。
会計を済ませると、受付でアメニティとして、耳栓とルームプランプ、おしぼりを受取り部屋に案内されます。

それぞれの個室は、四方が壁やパーテーション（カーテン）で囲われており、周囲の目が、全く気にならない構造になっていました。

店内のベッドルームは、マットレスを硬めと柔らかめから選択できます。
ベッドは、1時間以上のコースで利用可能だとのことです。
部屋は、ベッドの周囲にスペースを多くとってあり、大きな荷物を持っている利用者ても、置く場所には困らない広さでした。

レザーチェアは、フルフラットに近い状態まで背もたれを倒すことが可能です。
レザーチェアもベッドと同様に、フランスベッド社のものを利用しているとのことで、著者にとっては、柔らか過ぎず、ちょうど良い硬さでした。
また、ブランケットの貸し出しも行っているとのことでした。

コーヒーはコースの時間によって、1杯または2杯いたただくことが可能です。
また、カフェインあり、なしの選択や、ホットかアイスも選べるようです。
眠りにつく前にコーヒーを飲むことで、深く眠り過ぎずに、起きたときに、頭がスッキリした状態で目が覚めるようにです。

予約していた時間が終了すると、店員さんが部屋まで起こしに来ていただけるので、荷物とテーブルランプを持って、退出になります。

※上記の写真は、取材許可をいただいたうえで撮影・掲載をしております。他のお客様の仮眠の妨げになる為、営業時間中の店内撮影は禁止されております。

著者の勝手に評価

【当サイトの総評】
著者は、昼食後に仮眠をとるタイプなので、睡眠カフェは、以前から大変興味を持っておりました。

普段昼寝をする場合は、寝過ぎないように座ったまま寝ているので、睡眠カフェでは、寝過ぎてしまわないか心配でしたが、寝る前にコーヒーを摂取することで、カフェインが効いてきた頃に起こしていただけたので、ちょうどスッキリとした目覚めでした。
店員さんが、時間になったら起こしに来ていただけるというのも、時間に制約があるビジネスパーソンにとっては非常にありがたいサービスです。

1点、残念なのが、店舗が執筆時点（2020/6/17）時点では、大井町駅のみであるということです。
新宿、渋谷、丸の内、新橋等のオフィス街の主要駅からは電車でも20〜30分程度離れている為、多くのビジネスパーソンにとっては、仮眠の為に移動して利用するのは、難しいのが本音かもしれません。
しかし、サービスのみを評価した場合には、仮眠場所に困っているビジネスパーソンは多数いますし、コーヒーとセットで仮眠が取れることで、目覚めがスッキリすることで、仮眠後の仕事にも集中して取り組める為、非常にありがたいサービスだと感じます。

また、月額定額2980円で毎日1回まで利用可能というプランも用意されており、もし大井町近郊に職場があるビジネスパーソンなら、非常にオススメなサービスです。
大井町駅周辺に行かれる用事がある際には、一度は、利用をしてみたいサービスです。