より現実のコミュニケーションに近づいた全く新しいWeb会議サービス【spatial.chat】

みなさんが普段利用しているようなZoomやSkype、WebEx、MicrosoftTeams等、Web会議サービスは多数ありますが、その全てのサービスは、1対1、または1対Nを想定したサービスになっている為、話し手は1人が基本でした。

その為、学校の授業や研修等で行われるグループワークやグループディスカッションには対応できません。

また、画面には、参加者の顔か、画面共有して表示している資料等、1つのコンテンツしか表示することができませんでした。

今回は、今まで困難だった1つの空間で、複数人が同時に話すことや、複数の資料を同時に表示することを可能にした最新のWeb会議サービスです。

サービス概要


【商品名】 spatial.chat
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ 1つのスペース内に距離という概念が含まれている
 ・ 距離が近づくと音が大きく聞こえ、離れると小さくなる
 ・ 空間内でyoutubeの再生が可能
 ・ 画面や資料等を複数共有が可能
【企業名】 Venture Gears LLC
【会社所在地】 アメリカ
【URL】 https://spatial.chat
【価格】無料(将来変更の可能性あり)

サービスの詳細

会議の主催者が「Create Space」クリックし、メールアドレスの入力と、会議を行うスペースの名前を命名するだけです。
メールアドレス宛に作成したスペースの共有URLが届きます。
参加者にそのURLを共有し、参加者がクリックするだけで参加が可能です。
スペースの上部メニュー欄に、共有したいyoutubeのURLの入力欄やファイルをアップロードするボタン、画面共有ボタンが設置されています。
共有するコンテンツは複数可能です。

画面上の配置場所は、共有者が自由に動かすことが可能です。
共有したyoutubeは、スペース内で再生も可能です。

参加者同士が近づくと、それぞれの声が大きくなり、離れると小さくなり、最終的には聞こえなくなります。
youtubeの共有物との関係も同様で、近づくと再生している音が大きくなります。

著者の勝手に評価

【当サイトの総評】
本サービスは、今までのWeb会議システムの常識を覆すと言っても過言ではないサービスだと思います。
何がすごいかというと、1つの空間上に距離という概念と、3次元(縦横と拡大縮小)への移動という概念を取り入れたことで、より現実の空間が再現されているということです。

2つの特性を追加したことで、Web会議システムで可能になるコミュニケーションの幅が圧倒的に広がると期待させてくれます。
例えば、筆者がすぐに思いついたのは、学校の授業やイベントにおけるグループワーク。
グループごとにスペース内の場所を設置し、グループごとに集まることで、他のグループの声は聞こえずに、グループ内だけで話が可能です。
また、講義等で資料を常に表示しながら、参加者が自由に資料を見ながら、講師の話が聞くような利用方法も可能かと思います。

本サービスは、2020年の4月ごろにローンチしたばかりのサービスですので、今後多くのアップデートや改善がなされると思いますが、現時点でもかなりのクオリティです。
周囲にいち早く知ってると自慢できるサービスですので、ぜひ注目してみてください。

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★
価格 N/A
目新しさ ★★★★★
業務効率貢献度 ★★★
知っててドヤれる ★★★★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。