音声認識でテキスト化する文字起こしサービス【Smart書記】

会議やセミナーなど、会社で行われるイベントでは、議事録などの文字に起こす作業がつきまといます。

短い時間であればそこまで苦にはなりませんが、長時間のイベントの文字起こしとなると、苦労したことがある人も多いのではないでしょうか。

今回紹介するのは、音声をAIによる音声認識でテキスト化する文字起こしサービスです。

サービス概要


【商品名】Smart書記
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・マイクから収音した音声を、AIによる音声認識でテキスト化できる
 ・複数話者の会話が一つの収録としてリアルタイムに共有される
【企業名】エピックベース株式会社
【会社所在地】日本
【URL】 https://smartshoki.jp/index
【価格】10万円/月〜(法人向け無料トライアルあり)

サービスの詳細

まずは登録情報を入力してログインします。
ログイン後は管理画面に遷移しますので、右上の「新規登録」ボタンを押します。

次に、収録名の部分にフォルダ名を入力し、「収録を登録」のボタンを押します。

右下のマイクのボタンを押し、音声を収録します。
再度マイクのボタンを押すと、収録を終了することができます。

また、新規登録後に、「収録一覧」からゲストを招待することが可能で、参加者のメールアドレスに、招待リンクを送付することも可能で、web会議のような場面での利用も可能です。

収録した内容をあとから修正する際に、文字起こしされている箇所をクリックすると、その発言に該当する音声が自動的に再生されます。
その為、文字起こしされた内容が正しくない場合でも、実際の発言を確認しながら、修正が可能なので、あとから、その場にいなかった人でも修正作業が可能です。

著者の勝手に評価

【当サイトの総評】
従来の文字起こしサービスは、精度の低さと修正作業の負担が大きな課題でした。

本サービスは、音声認識の精度が他のサービスと比較しても、かなり高いのではないかと感じます。
また、文字の修正時に、該当の文章をクリックすると、音声が自動再生されるので、後から実際の発言を確認しながら、修正が可能な為、非常に修正作業がしやすいサービス設計になっています。

しかしながら、サービスのコンセプトが、講演会等で、1人の発言者が比較的長めに話すのを記録していくシーンを想定しているようで、会議室で複数の人がディスカッションするようなシーンは想定していない気がします。
その為、後から誰の発言した内容なのかを自動的には入力するのは、サービス設計上苦手な分野のようです。
一方で、ゲストを招待する機能があるので、昨今新型コロナウィルスの影響で増えてきた、web会議のような発言者の手元にパソコンがあるようなシーンでは、議事録として非常に重宝すると思われます。

多少コストはかかりますが、講演会等で定期的な文字起こしの作業に苦労している組織の業務効率化ツールとして重宝されるのではないでしょうか。
       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★
価格 ★★
目新しさ ★★
業務効率貢献度 ★★★★
知っててドヤれる ★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。