10秒でサービスを説明
Quick Diagramは、シーケンス図やクラス図、フローチャートをテキストだけで作成できるサービスです。
Office系のサービスを普段利用しないプロダクトマネージャーやテクニカルデイレクター向けです。
サービスの特徴
- テキストを記載するだけで、前後の繋がりや図を表示することができる
- テキストだけで作成しているので、情報の更新や修正がしやすい
- シーケンス図やガントチャート、クラス図に至るまで必要な要件定義書に必要な作図ができる
サービスを勝手に評価
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
使いやすさ | ★★★★☆ |
価格 | ★★★☆☆ |
目新しさ | ★★★★☆ |
業務効率貢献度 | ★★★★☆ |
知っててドヤれる | ★★★★☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。
価格
無料
サービス提供会社
会社名 | 不明 |
会社所在地 | アメリカ |
URL | https://quickdiagram.com/ |
サービスの詳細
日本でも2018年頃に画面遷移図をテキストベースで作成できるguiflowが有名になりましたが、今回のサービスは、その類似サービスになります。
Quick Diagramは、普段からPower Pointやエクセルを利用していないプロダクトマネージャーやテクニカルディレクターやにオススメのサービスです。
サービスを設計したり要件定義を作成する際に必要になる、シーケンス図やクラス図、画面遷移図の作成、修正を簡単に実施できるサービスです。
早速、サービスの詳細を確認していきましょう。
アカウント作成し、ログインするとダッシュボードが表示されます。
左上から、作成したい図を選択します。
今回は、フローチャートを選択しました。
左側にQuick Diagramが指定する記法でテキストを記述していきます。
記法はこちらのドキュメントを参照してください。
記法の大まかな説明すると、それぞれブロック単位にidを設定し、矢印でidをA==>Bのように表記していくイメージです。
また、ガントチャートも作成できるようです。
このガントチャートは、個人のタスクを管理するというよりは、要件定義書を作成する際に、客先に大まかな開発スケジュールを表示する意味合いが強いようです。
筆者の視点
Quick DiagramのサービスのUI設計や、作成できるチャート図の種類から、ペルソナは、要件定義書を作成するテクニカルディレクターやプロダクトマネージャーに絞られているサービスだと思われます。
サービスコンセプトが明確なので、利用できる機能は絞られていますが、とても洗練されており、使いやすいサービスです。
作成したチャート図は、png、svgで出力が可能となってます。
筆者も何度か、要件定義書を作成したことがありますが、PowerPointやエクセルで図を挿入して作成していると、途中で仕様が変更になり、フローが1つ追加になるだけで、場所をずらしたり、線を引き直したりと修正が一苦労だった記憶があります。
Quick Diagramは、テキストベースで作成できるので、一度記法を理解してしまえば、作業効率に大きく貢献してくれるサービスなのではないでしょうか。
執筆時点(2020年1月)では、無料で利用が可能ですので、一度試してみてはいかがでしょうか。