デザイン内製化したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、デザインというとクリエイティブな作業で、社内にそんなクリエイティブな業務ができる人材がいるのかと悩まれている方も多数いらっしゃるかと思います。
デザイン制作は、たしかにクリエイティブな業務ではありますが、最近では多数のデザインテンプレートが揃っているサービスもあり、デザイン制作の経験が少ない人でも、サービスの力をうまく利用しながら、自社オリジナルのデザインを作成することも珍しくはありません。
では早速、デザインの課題を解決してくれるサービスをご紹介していきます。
サービス概要
【商品名】Projector
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・デザインの知識がなくてもパリッとセンスのある画像やビデオを作成可能
・Shutterstockの画像を追加料金無しで利用可能
・70年代80年代志向
【企業名】Projector
【会社所在地】アメリカ
【URL】 https://projector.com/home/
【価格】無料
サービスの詳細
Projectorは、SNS の広告サイズやサイトサイズに応じたフォームがあり、デザインの内製化をしている企業に適したサービスです。
見本やテンプレート、素材が充実しているところがProjectorの特徴です。
また、最近のトレンドのデザインだけではなく、70年代や80年代モチーフを、積極的に使う個性的な一面もあります。
では、さっそくProjectorを使っていきます。
ホーム画面はこちらです。
インスタグラムなど、SNS向けの構成例です。
こちらは、ビジネスにも使えそうなプランニング向けテンプレートです。
作成画面はこちらです。ファンクションキーは4隅にまとめられていて、とてもシンプルな作りです。
今回は、こちらの構成例をベースにデザインしていきます。
表示させたいSNSや媒体に応じて、数多くのプリセットフォームが用意されています。
Projectorの注目ポイントはこちら。大手画像販売サイトであるShutterstockの画像を無料で利用できるところです。最近人気の、Unsplash収蔵の画像も利用できます。
作成したデザインは、Libraryに保管されます。
出来上がりました。今回は階段に注目したイメージを作成してみました。
Projectorは、すべて無料で利用可能です。
著者の勝手に評価
サイトの総評
手軽にWeb上でデザインするなら、第1候補に上がるのは以前、当メディアでも取り上げたCanvaでしょうか?
テンプレートが豊富に揃っているので、シンプルに仕上げる場合には、テキスト部分にのみ注力すれば出来上がります。ただ、Canvaをフルで使おうと思うと有料プランに加入しなければなりません。
Projectorは、ShutterstockとUnsplashに収められている膨大な数の写真を、無料で利用できるデザインツールです。
テンプレートの数ではCanvaに及びませんが、素材入手の面では優位に立ちます。編集画面はシンプルに仕上げられていますが、ツールの数も通常作業には申し分ありません。
より高度に使いたい場合には、単体で完結させず他のWebサービスと組み合わせて使ってみるといいでしょう。
テンプレートは原色を大胆に使ったものが多く、70年代や80年代を彷彿とさせます。視覚的にハッとさせる物が多いので、目を引く演出にはぴったりだと感じました。
一方ネガティブな点は、日本語に完全には対応していないところ。「かな」と「漢字」の挿入は直接入力ではなく、コピペで対応しています。ここは今後のアップデートに期待です。
勝手に星で採点
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
---|---|
使いやすさ | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★★ |
目新しさ | ★★★☆☆ |
業務効率貢献度 | ★★★★☆ |
知っててドヤれる | ★★★★☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。