Microsoft製RPAで作業の自動化を実現【Power Automate Desktop】

10秒でサービスを説明

Power Automate Desktopは米MicrosoftがWindowsユーザー向けに公開したRPAツールです。
今までは難しかったOfficeスイートとWeb・外部アプリとの連携やシステム周りの処理も自動化しスムーズに実行できます。

サービスの特徴

  • MicrosoftのRPAツール、Power Automateの一部が無料で利用可能
  • 画面上の操作レコーダーが秀逸
  • OSに近いレベルから、エクスプローラー、Officeなど幅広く範囲で作業の自動化が可能

サービスを勝手に評価

評価項目評価 ★5点満点
使いやすさ★★★★☆
価格★★★★☆
目新しさ★★★★★
業務効率貢献度★★★★★
知っててドヤれる★★★★☆

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。

価格

  • Power Automate Desktopは無料です。
  • 有償プラン:4,350円/月~ (一部機能利用時)

サービス提供会社

会社名Microsoft Corporation
会社所在地アメリカ
サービスURLhttps://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

サービスの詳細

毎日行っているルーチン作業、「一部分でも自動化できたらもっと他の仕事に手が回せるんだけど」と感じたことはありませんか?

そんな時に便利なのがRPA(作業自動化)ツールです。
データ処理・スクレイピング・HP更新チェックツールなど、各社から様々なツールが提供されているのですが、ソフトウェア界の大御所Microsoftも例外ではありません。

これまでPower Automate、Desktop flowsとして有料で提供されていたものの一部がなんと無料で利用可能になりました。

今回はWindows10ユーザーなら無料で導入できる「Power Automate Desktop」についてレビューしていきます。

RPAツールは、ユーザーのアクション・PC側の処理・そのデータの他アプリでの展開、などを組み合わせて工程を作っていきます。

基本的な操作は、左に並ぶアクション群から希望の操作を選び当てはめていきます。

Power Automate Desktopの優れた点は、レコーダーを用いて、ユーザーのアクションを記録し、それをプロセスとし明示化してくれる点です。
追従性の正確さは他のRPAツールを凌ぎます。

とはいえ、自動化に際し無駄な箇所は多くあるので、一度レコードした後、編集を加えていくといいでしょう。

Power Automate Desktopは比較的OSに近いレベルで動作します。

今までは自動化プロセスに組み込むことが難しかった、エクセルなどのオフィス系の挙動とパソコン(ローカル環境下)の動作も自動化の対象内です。

とにかく様々なアクションを登録できるので、全てをご紹介するのは難しいのですが、下記のようなアクションが揃っています。

ユーザー向けにテンプレートも幅広く用意されています。
まずはこういったものから使ってみてはいかがでしょうか。

AIを利用したい場合、スケジュール実行を定期的に進めたい場合には、有償版の導入が必要です

筆者の視点

このソフトを触って、「ルーチンワークは自動化しないと」と急かされるような感覚を持ちました。

ここ最近、「クリエイティブ」という単語をよく見かけますが、日常の業務は、全てがクリエイティブな作業ではありません。
単純作業や、定期的な事務作業はどうしても発生してしまいます。
定期的な事務作業や単純作業は、機械に任せてしまったほうがいいなと感じます。

Power Automate Desktopは、とにかく対応アクションが豊富なので「自動化は難しいかも」と思われる作業でもまずはレコードして視覚化してみることをおすすめします。

意外とPCにお任せできてしまうかもしれません。

なおPower Automate Desktopの利用の際にはインターネットへの接続が必須です。
これは、ライセンス認証と自動化プロセスのファイルがOneDriveに保存される仕様のためです。ご注意下さい。