更新情報
一部料金体系が変更しておりますので、記事を加筆修正をしております。
詳しくは、株式会社オプティマインドのサービスサイトからご確認ください。
オンラインでの商品購入が普及し、配送が必要な物量が増えた最近では、ドライバーの人材不足など「物流危機」という言葉を耳にするようになってきました。
そのことに伴って、これまでは経験やノウハウを活かして行ってきた配送業務を、ITの力を駆使して効率化しようといった動きが起きてきています。
特に、効率的な配送ルート計画を立てることは、これまで経験によるものとされてきましたが、誰でもスピーディーに行えることが求められています。
そこで今回は、配送計画を人の経験値に依存せず、AIが自動作成してくれるサービスをご紹介します。
サービス概要
【商品名】 Loogia
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ 配送計画を人の手に頼らず行えること
・ 駐車位置や建物の出入口、走行速度等は、実際の現場のオペレーションに即した情報が表示される
・ 月額課金制で取り入れやすいこと
【企業名】 株式会社オプティマインド
【会社所在地】 日本
【URL】 https://loogia.jp/
【価格】月額課金制
サービスの詳細
Loogiaとは、どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るかといった配車・配送計画を、AIが計算し、最適なルートを提供してくれるクラウドサービスです。
ドライバー不足の解消や、配送効率化などを求める法人向け企業が主なユーザーとなっており、執筆時点(2020年7月)では61社が取り入れています。
導入までの流れは以下のようになっています。
次に、Loogia導入を決めてからの実際の操作を見ていきましょう。運用を開始する際には、まずはじめにドライバーや車両の情報といった基本データの登録を行います。
初期設定が終わったら、実際の配送計画を作ることが可能になります。配送計画の作り方の流れは以下の通りです。
まずはプロジェクトに名前を付け、出発時刻やドライバーの数を設定します。
次に、今回の配送を担当するドライバーや事前に登録している車両を選択します。
その後、こちらの画面で配送先の住所等の情報を記入したExcelファイルをアップロードします。
Excelデータが反映されたら、「計算開始」のボタンをクリックします。このボタンを押すことで、AIによる配車計画の作成が始まります。
計算が終わると、こちらのようなルートが表示されます。
配送計画が作り終わったら、実際にドライバーの方も配送ルートを見ながら走行し、配達が完了するごとに「完了」ボタンを押していきます。
こうすることで、管理者がリアルタイムに配達の進捗状況を把握することも可能になります。
著者の勝手に評価
【当サイトの総評】
今回ご紹介したLoogiaは、「物流危機」が起きていると言われる今、経験のある人材の不足を解消し、手軽に効率の良い配送を行えるようになる、といった点でとても魅力的なサービスだと感じました。
特に、入社したばかりのドライバーであっても、ベテランの方と変わらないような効率で配送ができるようになれば、働く側としても物流業界に就職を希望するきっかけになっていくだけではなく、企業側も多くの新しい人材を採用しやすくなります。
また、管理画面やドライバーの方が見る画面がとてもシンプルなのも印象的でした。
物流業界は、アナログで仕事をしてきた方が比較的多い業界ですので、操作がシンプルな本サービスであれば、管理者やドライバーにシステムの操作を覚えるための学習コストが低くなります。
配送効率を高めたい方や、人のノウハウに頼っている配送から脱却したい方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
---|---|
使いやすさ | ★★★★ |
価格 | ★★★★ |
目新しさ | ★★★ |
業務効率貢献度 | ★★★★ |
知っててドヤれる | ★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。