大事な会議や商談で議事録をいきなり任されると、かなり緊張しますよね。
議事録を取ることで精一杯になってしまい、議論に積極的に参加できなかった…という経験をお持ちのビジネスマンの方もいるのではないでしょうか?
また、議論の進みが早かったり、知らない言葉が飛び交ったりすることで、大事な部分を書き落とし、後日の確認が必要になってしまうこともあるかと思います。
「議事録を別の人に代わってもらえたらな」と、筆者自身も何度も思ったことがあります。
今回紹介するのは、AIに議事録を任せることで、本来の会議出席の目的である「議論への参加」や「理解を深めること」などに集中することを可能にしてくれるサービスです。
サービス概要
【商品名】 AI GIJIROKU
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ 月額1500円〜のサブスク型のサービスであること
・ 声紋を登録することで、発言者の特定が可能
・ 30ヶ国語の翻訳にも対応していること
【企業名】 Alt Technologies
【会社所在地】 日本
【URL】 https://gijiroku.ai/
【価格】1500円/月〜(閲覧のみの場合は無料使用可)
サービスの詳細
AI GIJIROKUは、月額1500円で、会議の議事録をAIが代行してくれるサブスク型サービスです。
専用ソフトのダウンロードなどは不要で使えるクラウドサービスなので、手軽に使い始められます。また、日本で生まれたサービスなので、日本語に対応していることはもちろん、30か国以上の言語への同時翻訳にも対応しています。
なお、グループを作成し録音を開始することで、複数人の声も文字起こしの対象とすることができます。
使い方はとても簡単です。
まずは、アカウント登録を行います。
左にある「グループを作る」ボタンからグループを作成し、招待したい人のメールアドレスを入力することで、複数人の音声の録音も可能です。
その後、招待したユーザーが参加したことを確認してから、録音を開始するだけです。
実際の打ち合わせ時には、テキスト化した内容の発言者アイコンをクリックすると、誰の発言かを識別する為に、声紋を登録することも可能です。
一度、声紋を登録すると、他の発言も打ち合わせ終了後に、声紋から発言者識別して表示してくれます。
著者の勝手に評価
【当サイトの総評】
今回ご紹介したAI GIJIROKUは、議事録を取ることに慣れていない方や、議事録を取ることに精一杯になって議論に参加できていないと感じられている方にぜひ使ってみていただきたいなと思うサービスでした。
議事録を取るということは当たり前の作業のように思っていましたが、AIに代行してもらえるのであれば自分で手間をかける必要はないんだなと、筆者も本サービスを使いながら考えさせられました。
ただ、発言者が早口になったり、録音しているパソコンから離れてしまうと、はっきりと聞き取れず全然違う内容がテキスト化されたり、異口同音などはテキスト化の精度が悪くなってしまうのが現状です。
その場合には、社内でテキストを修正したり、外部に修正を依頼することが可能です。
異口同音の発言に関しては、修正しながら、AIに学習させていくことで、より音声のテキスト化の精度上げたり、辞書登録することで、改善を行う必要があります。
他のAI関連のサービスと同様に、一発目から高い精度を期待せずに繰り返し活用することが重要かもしれません。
また、英語や中国語などの外国語翻訳に対応していることも魅力の1つかもしれません。
議事録を取ることで精一杯になっている方や、外国語での取引が多い方は、まずは1ヶ月試しに使ってみてはいかがでしょうか。
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
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使いやすさ | ★★★★ |
価格 | ★★★ |
目新しさ | ★★★★ |
業務効率貢献度 | ★★★★ |
知っててドヤれる | ★★★★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。