最近では、イベントや飲み会等を行う際には、zoomやMicrosoft Teams等を活用されているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
しかし、オンライン通話では、参加者の正面からの様子が映るため、リアルな会場のように、主催者や登壇者が会場内を見渡したり、参加者が動きまわったりすることは困難です。
もし、ゲームのように、3Dのアバターが動きまわったり、参加者がアバターを介して自由に発言したり、バーチャル空間で資料の共有ができたりすれば、よりリアルな会場の雰囲気を表現できるのではないでしょうか。
今回紹介するサービスは、まさにそんな想像を実現してくれる3Dバーチャルイベントのプラットフォームです。
今後、5Gの高速回線に移行していく中で、新しいイベントの形が生まれる可能性が高いと思わせるサービスです。
サービス概要
【商品名】 cluster
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ イベントする企業側は、3D空間をテンプレートから利用することが可能
・ マイク機能、PDFや動画の資料共有機能がデフォルトで備わっている
・ イベントを限定公開として参加者を限定することが可能
【企業名】 クラスター株式会社
【会社所在地】 日本
【URL】 https://cluster.mu
【価格】無料
サービスの詳細
VR空間で、主催者と参加者がアバターを通して、双方向でコミュニケーションが可能なサービスです。
イベント主催者は、アカウントを作成したら、すぐにイベントの作成が可能です。
イベント名や概要、公開範囲、メイン画像、イベント日時、バーチャル会場のデザインを選択するだけでイベントが開始できます。
公開イベントは、本サービスの公開イベント一覧から参加が可能ですが、限定公開の場合は、参加者に事前にURLの共有が必要になります。
参加者もアカウントの作成が必須になります。
パソコンでもスマートフォン(iOS、Android)アプリでも対応可能です。
実際のイベントでは、マイクで参加者に音声で話かけることはもちろん、PDFや動画で会場のスクリーンに表示することも可能です。
また、チャット機能や、エモーション機能(ビックリマークや拍手等の感情表現)もあります。
ゲーム制作の際に活用する、Unityが操作可能であれば、自社オリジナルの会場の作成も可能です。
著者の勝手に評価
【当サイトの総評】
慣れないVR空間の操作は、慣れないとかなり違和感があり、スライドを見えやすいように視点を動かしたり、会場の前の方へ移動していくのが大変でした。
また、インターネット回線に起因してしまうことなのですが、音声や共有スライドに1秒程度時差が生じてしまいます。
しかし、今後5G回線が普及されれば、問題も解消されると感じます。
また、VTuberの登場やアバター等の今までゲームやサブカル的な位置付けだった技術やコンテンツが、今後ビジネスシーンにも広がりを見せるのではないかなと感じるサービスです。
コロナ終息後も、遠隔地のイベント等は、引き続き、本サービス等を活用して行われるのではないかと感じます。
ぜひ注目して欲しいサービスです。
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
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使いやすさ | ★★ |
価格 | ★★★★ |
目新しさ | ★★★★★ |
業務効率貢献度 | ★★ |
知っててドヤれる | ★★★★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。