企業も応募者も負担なく利用できるWEB面接ツール【BioGraph】

採用担当の方にとって、2020年はこれまでの採用スタイルを変更せざるを得ず、変化の多い年だと思います。

特に、これまでは対面で行なっていたWEB面接をオンラインにシフトし、その導入に苦労した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、応募者側も初めての試みであり、使用方法などに不安を抱えているという声を聞くことも多かったかもしれません。

今後もオンラインで就職活動を行うことは続きそうなので、まだ体制を整え切れていない場合は次に備えた体制構築が求められます。

そこで今回は、簡単に使えるWEB面接に特化したツールをご紹介します。

サービス概要

【商品名】 BioGraph
【商品の特徴と尖ってるポイント】
　・ WEB面接に特化しており、余計な機能がなく使いやすいこと
　・月額課金で年間課金ではない(最低契約期間が3ヶ月)
　・面接候補日時の指定〜応募者による日程確定まで一貫してBioGraph上で行えること
【企業名】株式会社マージナル
【会社所在地】日本
【URL】 https://www.biograph.jp/
【価格】月額10,000円〜

サービスの詳細

BioGraphは、企業の採用担当者も求職者（応募者）も簡単に利用することができるWEB面接専用ツールです。

WEB面接ツールは就職活動のオンライン化を受けて、注目されてきている分野です。

他のWEB面接システムでは年間課金が必要なものもありますが、BioGraphは比較的少額からの月額課金で、年間契約ではないことがあげられます。（最低3ヶ月の契約が必要）用意されているプランは下記の通りです。

使用することができる機能は、WEB面接に特化して非常にシンプルに絞り込まれています。

ではここから、具体的な利用方法をご紹介していきます。

まずはじめにアカウントを作成します。本記事執筆時点（2020年9月）では、30日間の無料利用期間が提供されていたので、筆者はそちらを利用しています。

なお、無料トライアル申し込み時にはクレジットカードの登録は求められませんでした。

アカウント作成が終わると、下記のようなマイページに移動します。

そこから、「応募者管理」を選択し、応募者を登録していきます。

登録が終わると、このように一覧となって見ることや、リストをダウンロードすることも可能です。

応募者詳細画面からは、情報を見るだけではなく、面談予約の候補日を応募者に送信し、予約を確定させる、といったこともできます。

下記のようにメールの文章などを設定し、面談候補日として提示する日時を選択すると、応募者にメールが自動送信されます。

実際に送られてきたメールがこちらです。応募者はこのメールに記載されているURLをクリックし、自身の都合の良い日時を選択します。

すると、面談管理のページに確定した日時が表示されます。

実際に面接を始める際は、設定時間の30分前になると指定のURLに入ることができます。

なお、Zoomを利用する際などに発生する、面談を行うための新たなツールへの会員登録やアプリのダウンロードは企業側・応募者側共に不要です。

著者の勝手に評価

サイトの総評

筆者自身、今回BioGraphを利用してみて、類似のサービスと比較していいなと思った点が大きく分けて2つありました。

1つ目は、料金体系についてです。
類似サービスの中には、月額約30000円〜、1年間を通しての契約を必須としているところもありますが、そういった契約体系は、大手企業にとっては負担がなくても、中小企業にとっては負担が大きくおすすめしにくい場合もあるなと感じていました。
しかし、本サービスは月額10000円から利用でき、かつ、3ヶ月以上であれば、月単位で契約することができます。
つまり、例えば新卒採用をメインで行なっており、採用が3ヶ月で終わる場合であれば、30,000円で採用期間中のWEB面接を利用できることになります。これくらいの料金であれば、小さい企業でも利用しやすいのではないかなと思っています。

2つ目にいいなと思った点は、面接の日程調整を本ツールから送信できることです。応募者とのメールでの日程調整のやりとりは、小さいことではありますが手間のかかることだと思います。
そのため、応募者を登録すれば、面接日時を提示し、応募者自身で予約を確定してもらえるのがとても便利だと感じました。

一方で、WEB面接のみに特化しているため、WEB説明会なども合わせて開催したい企業には不向きだと思います。

あまりコストをかけずに、WEB面接ツールを導入したいと考えている企業の方にとってはおすすめできるなと思ったので、そういった方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。