Airtableはエクセルを操作する感覚でデータベースを作ることができるツールです。
データベースといえば、MySQLなどを思い浮かべる方が多いと思いますが、Airtableを使えばコーディングは不要です。
CSVファイルの導入もサポートしているので、「途中までエクセルで作成し、残りはAirtableで」という使い方も可能。
テンプレートやチュートリアルが充実しているので、初心者でも比較的容易に使い始めることができます。
サービス概要
【商品名】 Airtable
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・エクセルを操作するイメージでデータベースを構築できる
・複数人でのプロジェクト管理に対応
・カンバン方式のタスク管理に使用しても優秀
【企業名】 Airtable
【会社所在地】アメリカ
【URL】 https://airtable.com/
【価格】無料~
サービスの詳細
ではさっそく、レビューしていきましょう。
まずこちらがワーキングスペース。
サインインしてすぐに見本のBase(ワークシート)が並んでいます。使い方の例として参考にしてみるといいでしょう。
チームでの使用にも対応し、他のメンバーを共同編集に呼び込むこともできます。
メインの操作画面となるのがこのグリッドビュー。
1行目が固定されてしまうのですが、エクセルのようにデータをまとめていくことができます。
続いてカンバンビュー。
タスク管理やプロジェクト管理はこちらがやりやすいでしょう。
変数を加えていくことで、複数の視点からプロジェクトを俯瞰することもできます。
個々のプロジェクトに注目するなら、ギャラリービューがおすすめです。
カレンダー表示にも対応しています。
以上のように、データの種類やプロジェクトやタスクによって扱いやすいようにViewを用意しているのが、Airtableの素晴らしい点です。
また、Airtableにはテンプレートが充実しています。それぞれ見本となる書き方付きです。一見しただけだと、どういじっていいのか分からなくなってしまいますが、目的を明確にして一つ一つ入力していくとうまくまとまると感じます。こうしたものを無料ですべて使えるのも嬉しいところ。
選ぶともれなくチュートリアルがついてきます。
グラフのつけ方なども図解してくれます。
価格に関しては、ほとんどの機能は無料会員のままで利用可能で、期間制限などもありません。
細かい設定をしたり、保存期間を延ばしたい場合には、サブスクリプションに加入しましょう。
また、他のサービスとの連携も可能です。
以下にリンク可能なオンラインサービスの一例を紹介します。
マーケットプレイスから、オプションで追加できる機能も数多く存在します。
著者の勝手に評価
サイトの総評
プロジェクト管理やタスク管理ツールはゴマンと世にありますが、Airtableはそういったツールのいいとこどりをしたもの、と言えるでしょう。
管理だけでなく、データベース構築にも焦点を当てることで幅広い活用ができるようになっています。
CSVやGoogleスプレッドシートと連携して、既にあるデータを取り込むことも簡単です。
オフィスでの利用が急増しているコミュニケーションツール群にも、もちろん対応しています。
Base上の変更点やイベントアラームなどで他サービス向けの通知機能が充実していることも見逃せません。
ただ実際に使う際は、いきなり多方面に手を出すのではなく、1つテーマを決めて使い始めることをおすすめします。テンプレートを眺めていても面白いのですが、いろいろありすぎて逆に迷ってしまうこともあります。
ほぼ成熟しているアプリのように見えますが、開発の手は緩んでいないようで、「今より明日、もっと使いやすくなってる」を実感できるツールです。今後の成長が楽しみです。
勝手に星で採点
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
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使いやすさ | ★★★★★ |
価格 | ★★★★☆ |
目新しさ | ★★★★☆ |
業務効率貢献度 | ★★★★★ |
知っててドヤれる | ★★★★☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。