10秒でサービスを説明
AI Gijirokuは、zoomミーティングにも対応した自動議事録作成ツールです。
AIを利用した声紋登録にも対応していて、ここ最近評価が上がっています。
会話の内容を発言者単位で記録してくれるサービスです。
サービスの特徴
- 声紋で話者を自動認識
- 一言一句を逐一記録
- 同時通訳にも対応
サービスを勝手に評価
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
使いやすさ | ★★★★★ |
価格 | ★★★☆☆ |
目新しさ | ★★★★☆ |
業務効率貢献度 | ★★☆☆☆ |
知っててドヤれる | ★★★★☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。
価格
- 無料プラン:議事録閲覧のみ
- スタンダードプラン:月1,500円 議事録収録10時間
- ビジネスプラン:月29,800円 議事録収録100時間
サービス提供会社
会社名 | 株式会社オルツ |
会社所在地 | 日本 |
サービスURL | https://gijiroku.ai/
|
サービスの詳細
会議の記録は、面倒になりがちです。
AI Gijirokuを使って、記録を自動化したらこうした手間が少しでも省けるでしょうか?
以前にも、取り上げたいますが、急成長を遂げているサービスですので、改めて、サービスの認識精度などに着目してレビューしています。
今回は、zoomを使ってミーティングしてみました。
まず、台本を使って会話をした記録から、どの程度正確に記録されるのか確認してみましょう。
左側の画像が、台本、右側が実際の記録です。
(発言者が、二人とも男性にて実施しています。)
多少発言者が異なるケースや、抜けや変換違いはあります。
記録をそのまま、確認せずに保存するということは、まだ難しいため、後から多少の修正は必要かもしれません。
AI Gijirokuでは、1行ずつ該当の音声データが保存されており、再生することが可能なので、その音声データを聴きながら修正することが可能です。
次に、翻訳機能を試してみます。
ドイツ在住の筆者が、ドイツ語で発言し、通訳機能が日本語→ドイツ語、ドイツ語→日本語にどの程度正確に変換されるか確認しています。
(発言の内容は、先日のアマゾン・ドット・コムが、米映画製作大手メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)の買収を正式に発表したことに触れています。)
ドイツ語→日本語
上記の日本語の記録と同様に、ドイツ語も部分部分では聞き取れていますし、テキスト化された発言は、日本語に翻訳もできています。
日本語からドイツ語の方が、うまく翻訳できている印象です。
日本語→ドイツ語
AI Gijirokuには会議の内容によって認識モードを選ぶことができます。
執筆時点(2021年5月)では、通常・高精度・法律・保険・金融・医療・日本史・世界史・化学・自治体・国会の11種類が用意されています。
会議内容にうまく合わせることで音声認識の精度を上げることができます。
AI Gijirokuには、3つのプランが用意されています。利用規模の違いで選択するといいでしょう。1ヶ月のお試し期間もあります。
筆者の視点
AI Gijirokuは、ビジネスシーンで利用される要点だけを記録するタイプの議事録作成というよりも、株主総会や裁判などでの作成される議事録に近いです。
サービス利用する方法は、アプリをダウンロードする必要はなく、Chromeから個人ページにアクセスし録音ボタンを押すだけのシンプルな仕様です。
オフラインならマイクを使って、zoomなら音声入出力を使って自動的に速記を開始します。
細かい設定をしなくていいのは便利です。
音声認識の技術は、まだまだ発展段階なので、記録後に内容の確認と修正は必要です。
精度が上がった暁には、音声認識機能と自動要約ツールを組み合わせて使うと、ビジネスシーンで多く利用される要点だけの記録する議事録作成ツールにも対応できる可能性があります。