チームでの動画制作で、社内のディレクションや管理はどうされていますか?
個人で動画を撮影、配信している場合は、動画の管理等に困ることは少ないと思います。
しかし、自社で動画コンテンツを取り扱う企業が増えてきた昨今では、社内の関係者からのフィードバックや承認、修正した際のバージョン管理等で、動画の共有や管理に困っているビジネスパーソンも多数いらっしゃるのではないでしょうか。
今回紹介するframe.ioは、動画ファイルの共有に特化したサービスです。
さっそくチェックしていきましょう。
サービス概要
【商品名】flame.io
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・リモートでも動画を見ながら的確なポイントでコメントなどを共有できる
・各種動画編集ソフトに対応
・Web上で操作できるから手軽
【企業名】Frame.io
【会社所在地】アメリカ
【URL】 https://frame.io/
【価格】無料~(本格的に使用するなら15ドル~)
サービスの詳細
frame.ioは、動画の保存だけでなく、動画内のコメント機能があり、リモートでの共同作業や個別担当者へのリクエストや指示が可能で、編集作業ツールという一面があります。
また、一方で、動画公開する場合などに、最新の動画はどれなのか、上長から承認を得ているのか等に対応する為、動画の管理機能も有しています。
では、早速、サービスの詳細を確認してみましょう。
こちらがホーム画面です。
frame.ioはカンタンに定義すると、動画ファイル共有サービスです。
オンライン上にファイルをアップロードし、複数人で動画のチェック・検証が可能です。その為、編集作業はframe.ioではできません。
アップロードした動画ファイルのタイムフレームをもとに、コメントを入れていきます。
frame.ioは各種アプリケーションに対応しています。
編集作業とチェック作業を迅速に進めるのであれば、Final Cut Pro、Premiere Pro、After effectsとの連携に注目してみましょう。
特に、Adobe製品は親和性が高いと評判です。
拡張機能としてPremiere Proに導入すると、frame.ioへのアップロードが同アプリ内で実行、コメントのチェックもできます。
フィードバックをもとにした編集を、クイックに行うことができます。
アップロード動画の視聴だけであれば、ログインは必要ありません。ファイルをプレゼンテーションモードで出力しリンクを取得して、公開しましょう。
frame.ioは無料で使い始めることができますが、プロジェクトは2つまで、アーカイブ不可などの制限がかかります。
チームでの本格運用を進めるのであれば、有料版の検討をおすすめします。
著者の勝手に評価
サイトの総評
ファイル共有サービスは星の数ほどありますが、frame.ioは対象分野を動画に限定しているオリジナリティーの高いものです。
また、サーバー設定のチューニングにも力を入れているようで、環境が整っていればアップロードも他社クラウドサービスに比べると速い印象を受けました。
リモートワーク下での、チームでの動画編集作業にはうってつけのツールだと感じます。
ユニークな点は、チュートリアルは最低限のポップアップ表示のみで、あとは使用例のファイルを提供しているところです。ログインすると既に2つほど動画が保存リストにあります。まずはこちらを閲覧してから作業に取りかかりましょう。
日本語には残念ながら対応していませんが、基本動作はシンプルなので、あまり苦労する点はないと感じます。
コメント追記やリアクションなどの通知はSlackと連携できるので、普段お使いの方であれば進捗状況を見逃す心配もありません。
軽快に動作する動画共有サービスをお探しの方、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
勝手に星で採点
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
---|---|
使いやすさ | ★★★★★ |
価格 | ★★★☆☆ |
目新しさ | ★★★★☆ |
業務効率貢献度 | ★★★★★ |
知っててドヤれる | ★★★★☆ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。