物事の流れが速い現代。最新ニュースをゲットしようと思ったら、日本国内のものでは足りません。海外発の英語ニュースを購読している方も多いのではないでしょうか。
ただ、長文の英語となると読むのが億劫な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、米agoloが提供する、人工知能(AI)を利用した自動要約システムです。英文リソースをほぼ自然な英文で要約可能。
担当者から直接レクチャーを受けることができたので、そこで伺った話も合わせて本Webアプリを解説します。
サービス概要
【商品名】agolo summarization
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ 高速な要約スピード
・ 分野を限定せずオールラウンドに使用可能
・ 出力文は比較的自然な英文
【企業名】 agolo
【会社所在地】アメリカ
【URL】 https://www.agolo.com/
【価格】 要問合せ(BtoBのみサービス提供。導入規模に応じて変動)
サービスの詳細
要約したい記事があるサイトのアドレスをコピーし、agoloに張り付けて自動要約をスタートさせます。
テキストをそのまま貼り付けることも可能です。
字数設定もできるので希望の文字数を選択しましょう。
すると1分しないうちに要約文が完成します。すると1分しないうちに要約文が完成します。500字~5000字程度なら処理スピードに差はないとのことです。
要点のみ掴みたい場合には、いくつのポイントで要約するのか設定します。
どんなサイトでもどんな記事でも、記事の要約が可能ですが、 人工知能(AI)の学習には一般ニュースサイトを使っているとのことなので、ニュース記事の要約が得意です。開発と並行して毎日要約させて、その結果をホームページ上で公開しています。
サンプルとして、先日のソフトバンクのarm株売却報道を上げます。702字の原文を137字に納めています。
基本的にBtoBでのサービスなので、コンシューマー向けに要約サービスを展開してはいないようです。
ただ独自APIも開発していて、導入したい企業には積極的にサポートするようです。
著者の勝手に評価
サイトの総評
最近、AIを利用したサービスは雨後の筍のように登場しています。
今回紹介したサービスもその一例ですが、文章の要約に特化している点がユニークです。
日々世に出るニュース記事を活用してAI学習を大規模に効率的に行っている点を見ても、クオリティが高い印象を受けました。
おもに情報収集に使えますが、日本から利用するなら英語学習に向くのではないでしょうか。長文だと読みこなすのが億劫ですが、要点がまとまったシンプルな文章であればとっつきやすくなると感じます。
AIを利用した、機械翻訳サービスも既に他社から提供されています。簡易な情報収集を求めるのであれば、こちらのサービスが適しているでしょう。日本での大規模な展開は少し厳しいかなと感じました。
英文の自動要約に興味を持たれたら、まずはデモの申し込みをどうぞ。その際、どう使いたいのかを説明すると、アプリの活用方法や協業の進め方など、懇切丁寧に教えてくれます。
勝手に星で採点
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
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使いやすさ | ★★★★★ |
価格 | ★★☆☆☆ |
目新しさ | ★★★★☆ |
業務効率貢献度 | ★★★☆☆ |
知っててドヤれる | ★★★★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。