ユーザーからフィードバックを集め分析するためのツール【surveysparrow】

現代のビジネスにおいては、サービス・商品開発でも、人事でも、顧客や社内の従業員からフィードバックをもらい、改善活動や新しい企画に活かしていくことが欠かせなくなってきました。

ですが、いざユーザーから声を集めようと思っても、アンケートを作成すること自体に手間がかかったり、回収後の集計が大変だったりしますよね。

そこで今回は、ユーザーからフィードバックを得るためのアンケートが簡単に作れ、自動で集計までしてくれるサービスを紹介します。

サービス概要


【商品名】 surveysparrow
【商品の特徴と尖ってるポイント】
 ・ 簡単にアンケートを作成し、集計ができること
 ・ テンプレートが豊富にあり、洗練されていること
 ・ SlackやGoogleスプレッドシートとの連携が可能なこと
【企業名】 SurveySparrow Inc.
【会社所在地】 アメリカ
【URL】 https://surveysparrow.com/feedbot/
【価格】無料〜(有料プランあり)

サービスの詳細

surveysparrowは、アメリカで生まれたアンケート作成ツールです。また、回収したアンケートの集計レポートも自動で作成してくれます。

本サービスは、企業のマーケティング担当のみではなく、人事関連の担当者が使うことも想定して作られています。

ではここから、実際のアンケート作成方法を説明していきます。

まずはじめに、アカウント登録を行います。(筆者は14日間の無料トライアルを使用しました)

登録が完了すると下記のような画面が表示されるので、アンケートを作成する場合は「New Survey」をクリックします。

次に、アンケートの種類を選択します。

アンケートの種類は上から、
・一般的なアンケート
・チャット型のアンケート
・NPSアンケート
・オフラインアンケート
・360度アンケート
が用意されていました。

ここでは、一般的なアンケートを選び、「Browse Classic Templates」を選び、テンプレートを利用することにしました。

テンプレートは、下記のようにスタイリッシュな印象のものが多数用意されていました。ビジネス利用から、従業員向けのもの、イベント用のものもあります。

ここから、自身が使いたいものを選択します。

次に、アンケートの内容を書き換えていきます。また、「1つ上の質問で”8″を選択していない場合」などとロジックをつけることも可能です。

これでアンケートの内容は完了です。次に、SlackやGoogleスプレッドシートなどとの連携を行うことができます。

例えばSlackと連携した場合、新しい回答があればSlackで通知を受け取るなどが可能です。

次のステップでは、アンケートのURLを取得します。URLだけではなく、「embed」をクリックするとサイトに埋め込むためのコードも取得可能です。

集まった回答結果は、自動でこのように視覚的に表現されるので、集計にも手間がかかりません。

なお、surveysparrowの費用は下記の通りとなっています。

著者の勝手に評価

サイトの総評

筆者はアンケート作成のために「Googleフォーム」と「サーベイモンキー」を利用したことがあったので、その2つと比較して今回紹介したsurveysparrowが特に良いなと思った点はアンケートの「デザイン性」です。

アンケートというと、形式張った形のものが多く、上述した2つのサービスでもデザイン性に優れたものは少ない印象でした。しかし、本サービスは回答者がつい答えたくなるようなデザイン・操作性だったのが印象的です。

また、Googleフォームにはない回答を集計しレポーティングしてくれる機能があるのも、アンケートを回収する担当者としては嬉しいのではないでしょうか。

さらに、Slackなどビジネスで利用するツールとの連携ができるので、たまにしか回答が来ないアンケートでも、新しい回答に気付きやすいという利点もあります。

一方で、サービスサイトは英語版しか用意されていないので、英語が不得意な方の場合は、使い方がわからなくて困った時に解決しにくいのかな、と感じました。

初めの14日間は無料で使えるので、操作性が気になる方は一度利用してみることをお勧めします。

勝手に星で採点

       
評価項目 評価 ★5点満点
使いやすさ ★★★★
価格 ★★★
目新しさ ★★
業務効率貢献度 ★★★
知っててドヤれる ★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。