テレワークがかなり浸透してきた現在、コーポレート担当の方を悩ませているのはいかにセキュリティを万全にしつつ、自宅からでも社内システム・クラウドサービスにアクセスしやすくするか、ということなのではないでしょうか。
また、たくさんのサービスやシステムを利用している場合、「パスワードを忘れた」「アカウントの再発行が必要」などと管理者も使用者も手間に感じていることがあるかと思います。
今回紹介するのは、そのようなセキュリティ面での不安や、日々の手間を解消してくれるサービスです。
サービス概要
【商品名】 TrustLogin
【商品の特徴と尖ってるポイント】
・ 社内システムにもクラウドサービスにもシングルサインオンを対応していること
・ 費用は使用人数によって変動するため、小規模な企業でも導入しやすいこと
【企業名】 GMOグローバルサイン株式会社
【会社所在地】 日本
【URL】 https://trustlogin.com/
【価格】¥300/ID/月
サービスの詳細
TrustLoginは、社内システム・クラウドサービスに関わらず、「シングルサインオン」を可能にするサービスです。
まずは「シングルサインオン」がどのようなものか簡単にご説明します。
通常のログインの場合は、サービスそれぞれでID・パスワードが必要で、これによりパスワードを忘れてしまう事態も起きていました。
一方で、シングルサインオンの場合は、TrustLoginでIDとパスワードを管理し、複数サービスにログインすることが可能になります。
では次にどのように設定をしていくのか、実際の画面を見せながら説明していきます。
まずアカウントを作成し、パスワード等を入力します。その後、「アプリ連動」というボタンが出てくるのでクリックします。
すると、下記のように連動可能なサービスが複数表示されるので、この中からシングルサインオンに対応させたいものを選択します。
今回はTwitterを選んでみました。ここに、Twitterで使用しているIDとパスワードを入力して保存します。
次に、TrustLoginの拡張機能を追加します。
以上で設定は完了です。
TrustLoginのマイページに表示されているTwitterのアイコンマークからTwitterページにアクセスすると、サインインなしでログインできていることが確認できました。
著者の勝手に評価
【当サイトの総評】
筆者は「シングルサインオン」というサービス自体は知っていましたが、これまで自分で設定をしたことはありませんでした。しかし、今回ご紹介したTrustLoginは、初心者の私でもチュートリアルに沿って設定を行うときちんと作動するようになったので、わかりやすくて良いなと思いました。
また、費用も1アカウントにつき月300円なので、中小企業でも導入しやすいのではないかと感じています。
さらに、連動できるサービスがかなり多いことにも驚きました。一方で、私が試した時点(2020年8月時点)では、Slackとの連動ができなかったので、日頃使っているサービスとの連動が可能かは調べてから導入を決めるのが良いかと思います。
本サービスは、初めの30日は無料で使用することができます(2020年8月時点)。これからテレワークが長引くことも予想されるので、アカウント管理を簡略化したい方や、セキュリティ面の強化をしたいと考えている方は、一度試しに使ってみてはいかがでしょうか。
評価項目 | 評価 ★5点満点 |
---|---|
使いやすさ | ★★★★ |
価格 | ★★★★ |
目新しさ | ★★ |
業務効率貢献度 | ★★★ |
知っててドヤれる | ★★★ |
注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。